【中国ニュース】【中国】北京のタワーマンションの屋上がトンデモナイ事になっている。勝手な違法改造の末に。。【建築問題】【画像あり】
北京の中心地の海淀区にトンデモナイ建物があります。
このマンションの屋上に見えるのはなんとミニ別荘。
これは元々は26階建ての普通のマンションで、ただ屋上には最上階の26階の居住者が利用できる2階建て屋根裏部屋がありました。それに目をつけた北京のある大学で教授をしている張教授が購入。そして張教授はすぐにこの屋根裏部屋を勝手にどんどん改造し始めました。
張教授は2007年ごろから改造をし続け、元々は100平米くらいの屋根裏だったのですが、現在1000平米以上にまで広がってしまっており、最近ではこの改造屋根裏を”ミニ別荘”と呼んでいるそうです。また、最近の改造は屋根裏の周辺を大きな岩で覆って、情緒を出しています。
さてこんな建物を作ってしまったら当然、近隣住民からの苦情があります。
「いまだに毎日毎日工事の音がする。うるさすぎてしかたない。」
「夜にカラオケの音漏れがひどい。ほとんど眠れない。」
???カラオケ??
どうやらこの屋根裏には勝手に張教授御用達の”カラオケルーム”が装備されているそうで、夜中にこのカラオケの音が非常にうるさいのだそう。張教授は一応、防音設備を設置したそうだが、まだまだうるさいようです。
また他のある近隣住民は
「どう見ても危険すぎる。もし大きな台風なんかが来たら、大事故になるんじゃないか?」
そしてついにマンションの管理会社も動き始め、すぐに張教授に対し住民からの苦情を伝えました。ところが、張教授からの返事は意外にも、
「誰が何と言おうと怖くない。だいたいお前らには一切関係ない。」と突き返してきたのです。
管理会社は次に、この屋根裏の入り口に「一度ゆっくり話し合いをしたい」と指定の日時を書いた”張り紙”をしました。しかし、それに対しても張教授は一切無視。
仕方がないので管理会社は海淀区政府に対し、”強制撤去”の申請を行いました。現在まだ申請受理は完了していませんが、強制撤去になるのはもはや時間の問題でしょう。しかし、これを強制撤去するのもなかなかの手間が掛かりそうです。
(岩に覆われている。どうやってここまで勝手にこんな巨大な岩を持ち込んだのだろう。)
(これが屋根裏部屋の入り口。まだ整理中というところか。)
(隣の同じマンションとの比較。元々の屋根裏を覆ってしまっている。)